－ちょっと使えるネタを紹介－
Excelで、ピボットグラフで総計を表示する方法について、ご紹介します。結論から言うと、ピボットグラフに総計は、表示できません。他の方法として、「テキストボックス」や「通常のグラフ」を使う方法があります。「通常のグラフ」使う方法が、比較的簡単です。具体的に解説していきます。
この記事では、ピボットグラフの総計を表示する方法について、ご紹介します。
残念ながら、ピボットグラフには総計を表示できません。
他の方法として、次の2つがあります。
という感じです。
総計を表示するなら、「通常のグラフ」を使う方が簡単です。
変更も比較的やりやすいので、ピボットグラフはあきらめて、「通常のグラフ」を使いましょう。
では、ピボットグラフに総計を表示する方法について、解説していきます。
この記事で紹介すること
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目次
ピボットグラフで総計を表示する方法です。
結論から言うと、ピボットグラフに総計は、表示できません。
やりたいのは、「積み上げ縦棒グラフ」に「総計」を表示したい、ということです。
という感じのことがやりたいです。
残念ながら、ピボットグラフでは総計を表示できないので、次の2つを検討してみましょう。
では、それぞれの方法で、総計を表示してみます。
最初は、テキストボックスを使って「総計」を表示する、という方法をやってみます。
ピボットテーブルを作成します。
作成したピボットテーブルで、積み上げ縦棒グラフを作成します。
積み上げ縦棒グラフを作成します。
ピボットテーブルを選択して、「分析」タブ→「ツール」→「ピボットグラフ」を選択します。
「積み上げ縦棒」を選択して、OKをクリックです。
これで、ピボットテーブルが作成できます。
ピボットテーブルが作成できました。
GetPivotDataの生成を、「オフ」にします。
ピボットテーブルのデータを、テキストボックスに参照するために、GetPivotDataが生成されないようにします。
ピボットテーブルを選択して、「分析」タブ→「ピボットテーブル」→「オプション」→「GetPivotDataの生成」をクリックです。
これで、GetPivotDataの生成が「オフ」になります。
GetPivotDataの生成が「オフ」になりました。
ピボットテーブルのデータを、テキストボックスに参照していきます。
ピボットテーブルの値を、テキストボックスから参照します。
まずは、テキストボックスを作成です。
数式バーから総計を参照して、Enterで確定します。
これで、テキストボックスに「総計」を参照できます。
テキストボックスに総計を参照できました。
他のデータでも同じように、テキストボックスにデータを参照します。
他のデータでも、テキストボックスにデータを参照できました。
ピボットグラフにテキストボックスを並べます。
これで、ピボットグラフに総計を表示できます。
ピボットグラフに総計を表示できました。
ちょっと無理やりですけど、ピボットグラフに「総計」を表示できます。
ただ、ピボットグラフを移動やフィルターすると、「総計」の位置がずれてしまうので、注意です。
2つ目の方法は、通常のグラフを使用して「総計」を表示する方法です。
手順としては、
という感じです。
では、やってみます。
ピボットテーブルを作成します。
作成したデータを、別のセルに「値の貼り付け」をしていきます。
ピボットテーブルを「値の貼り付け」します。
セルに値の貼付けができます。
ピボットテーブルのデータを、セルに値の貼付けができました。
「通常のグラフ」を使って、「積み上げ縦棒グラフ」を作成していきます。
セル範囲を選択します。
「挿入」タブ→「積み上げ縦棒のグラフ」を選択します。
これで、「積み上げ縦棒のグラフ」が表示されます。
ただ、行と列が反対になっているので、「行と列を切り替え」ます。
グラフを右クリックします。
右クリックメニューから、「データの選択」をクリックします。
データソースの選択から、「行と列の切り替え」をクリックです。
行と列の切り替えができるので、「OK」をクリックします。
これで、グラフの行と列を切り替えられます。
グラフの行と列を切り替えが、できました。
総計の「データラベル」を追加します。
総計のグラフを選択して、「デザイン」タブ→「グラフ要素を追加」→「データラベル」→「内側軸寄り」を選択します。
これで、グラフに「総計」を表示できます。
グラフに「総計」を表示できました。
総計のグラフの書式を設定してきます。
総計のグラフを「塗りつぶしなし」にします。
総計のグラフを「右クリック」して、「データラベルの書式設定」をクリックです。
データ系列の書式設定から、「塗りつぶしなし」を選択です。
これで、総計のデータを「塗りつぶしなし」にできます。
総計のデータを、「塗りつぶしなし」にできました。
見た目が良くなりました。
あとは、縦軸のスケールを変更していきます。
縦軸の最大値を変更します。
グラフの縦軸を「右クリック」して、「軸の書式設定」を選択します。
軸の最大値に、「3500」を入力します。
これで、縦軸の最大値を「3500」に変更できます。
縦軸の最大値を「3500」に変更できました。
「通常のグラフ」を使って総計を表示した結果は、こんな感じです。
「通常のグラフ」を使って「総計」を表示できました。
「通常のグラフ」を使って、総計を表示する方がいいです。
「テキストボックス」を使う方法だと、
というデメリットがあります。
このデメリットが大きいですね。
どうしても「総計」を表示したい場合は、「通常のグラフ」を使いましょう。
この記事では、ピボットグラフの総計を表示する方法について、ご紹介しました。
残念ながら、ピボットグラフには総計を表示できません。
他の方法として、次の2つがあります。
という感じです。
総計を表示するなら、通常のグラフを使う方が簡単です。
変更も比較的やりやすいです。
参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
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