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Excelで、指定した文字列を含むセルをカウントする方法について、ご紹介します。指定した文字列をカウントするには、「COUNTIF関数」と「ワイルドカード」を使います。複数条件で検索したい場合は、「COUNTIFS関数」です。具体的に解説していきます。

はじめに

この記事では、指定した文字列を含むセルを、カウントする方法について、ご紹介します。

指定した文字列を含むセルをカウントするには、「COUNTIF関数」と「ワイルドカード」を使うとできます。

ワイルドカードには、2種類あって、

  • 「*」:なんでもいい。
  • 「?」:なんでもいい。ただし1文字。

というように使うことができる、便利な文字列です。

COUNTIF関数とワイルドカードを、組み合わせることで、指定した文字列を含むセルをカウントすることができます。

複数条件でセルをカウントしたい場合は、「COUNTIFS関数」を使うとできます。

COUNTIFS関数でも、ワイルドカードを使うことができるので、検索できる幅が広がって、便利です。

では、指定した文字列を含むセルをカウントする方法について、解説していきます。

この記事で紹介すること

  • 指定した文字列を含むセルをカウントする方法

本記事の内容を動画でまとめています

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

Excelで指定した文字列であるセルをカウント

Excelで、指定した文字列であるセルをカウントするには、「COUNTIF関数」を使います。

条件を指定して、カウントすることができるので、便利です。

では、やってみます。

「COUNTF関数」を使う

「COUNTIF関数」への入力は、次のようにします。

=COUNTIF(範囲,条件)

という感じです。

では、実際に指定した文字列であるセルをカウントしてみます。

「"A"」であるセルをカウント

セルに入力されている値が、「"A"」であるセルをカウントしてみます。

セルに入力する数式は、こんな感じです。

=COUNTIF(A1:A8,"A")

では、セルに入力してみます。

「"A"」であるセルをカウント

COUNTIF関数を使って入力されている値が「

結果は、「3」個となりました。

「"A"」の数は、「3」個なので、正しくカウントできています。

COUNTIF関数の便利なところは、ワイルドカードが使えるというところです。

具体的に解説していきます。

Excelで指定した文字列を含むセルをカウント

Excelで、「COUNTIF関数」に「ワイルドカード」を使うと、指定した文字列を「含む」セルをカウントすることができます。

「COUNTF関数」と「ワイルドカード」を使う

ワイルドカードは、次の2種類があります。

ざっくり説明すると、こんな感じです。

  • 「*」:なんでもいい
  • 「?」:なんでもいい。ただし1文字。

例えば、「"*A*"」と入力すると、「なんでもいい」+「A」+「なんでもいい」なので、「Aを含む文字列」とすることができます。

「"A?"」とすると、「A」+「なんでもいい。ただし1文字」なので、「AB」とか「AC」が該当します。

COUNTIF関数とワイルドカードを組み合わせると、こんな感じです。

=COUNTIF(範囲,"*A*")

とか、

=COUNTIF(範囲,"A?")

という感じで入力します。

では、実際にセルに入力して、試してみます。

「"A"を含む」セルをカウント

COUNTIF関数を使って、「"A"を含む」セルをカウントしてみます。

セルに入力する数式は、次のようになります。

=COUNTIF(A1:A8,"*A*")

では、セルに入力してみます。

「"A"を含む」セルをカウント

COUNTIF関数を使って、

結果は、「4」個となりました。

「"A"を含む」セルは、「4」個なので、正しくカウントできていきます。

「"A"+1文字」のセルをカウント

COUNTIF関数を使って、「"A"+1文字」のセルをカウントしてみます。

セルに入力する数式は、次のようになります。

=COUNTIF(A1:A8,"A?")

では、セルに入力してみます。

「"A"+1文字」のセルをカウント

COUNTIF関数を使って、

結果は、「2」個となりました。

「"A"+1文字」のセルは、「2」個なので、正しくカウントできていきます。

こんな感じで、ワイルドカードとCOUNTIF関数を使うと、幅広い条件で、セルをカウントすることができます。

Excelで複数条件に一致したセルをカウント

Excelで、複数条件に一致したセルを、カウントしたい、という場合は、「COUNTIFS関数」を使うとできます。

「COUNTIF関数」の複数条件バージョンですね。

では、解説します。

COUNTIFS関数を使う

COUNTIFS関数への入力は、次のようにします。

=COUNTIFS(範囲1,検索条件1,範囲2,検索条件2,・・・)

という感じで、複数の条件を設定することができます。

範囲1や範囲2の範囲は、同じセル範囲を指定する必要があります。

条件は、「AND」条件となります。

検索条件1、かつ、検索条件2、みたいな感じですね。

では、「COUNTIFS関数」を使って、複数条件でセルをカウントしてみます。

「A列が"A"」で「B列が"B"」であるセルをカウント

A列が「"A"」で、B列が「"B"」であるセルをカウントしてみます。

入力する数式は、こんな感じになります。

=COUNTIFS(A1:A8,"A",B1:B8,"B")

では、セルに入力してみます。

A列が「"A"」でB列が「"B"」のセルをカウント

COUNTIFS関数を使って複数条件でセルをカウントする

結果は、「2」個となりました。

矢印が付いているセルが、複数条件を満たすセルなので、「2」個です。

正しく、複数条件でセルをカウントできています。

「A列に"A"を含む」かつ「B列に"B"を含む」セルをカウント

次は、A列に「"A"を含む」かつB列に「"B"を含む」セルをカウントしてみます。

COUNTIFS関数にワイルドカードを使って、セルをカウントするとできます。

セルに入力する数式は、次のようになります。

=COUNTIFS(A1:A8,"*A*",B1:B8,"*B*")

では、セルに入力してみます。

A列に「"A"を含む」かつB列に「"B"を含む」セルをカウント

COUNTIFS関数とワイルドカードを使って複数条件でセルをカウントした結果

結果は、「2」個となりました。

条件が一致するセルは、矢印のついているセルになるので、「2」個です。

正しく、複数条件でセルをカウントできています。

こんな感じで、COUNTIFS関数を使うと、複数条件でセルをカウントすることができます。

おわりに

この記事では、指定した文字列を含むセルを、カウントする方法について、ご紹介しました。

指定した文字列を含むセルをカウントするには、「COUNTIF関数」と「ワイルドカード」を使うとできます。

ワイルドカードには、2種類あって、

  • 「*」:なんでもいい。
  • 「?」:なんでもいい。ただし1文字。

というように使うことができる、便利な文字列です。

COUNTIF関数とワイルドカードを、組み合わせることで、指定した文字列を含むセルをカウントすることができます。

複数条件でセルをカウントしたい場合は、「COUNTIFS関数」を使うとできます。

COUNTIFS関数でも、ワイルドカードを使うことができるので、検索できる幅が広がって、便利です。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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