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Excel VBAで、テーブルを参照するには、「セル範囲」やテーブルの「インデックス」、「テーブル名」を使う方法があります。「テーブル名」を使って参照すると、テーブルのメリットをうまく活かせます。場面に応じて使い分けていきましょう。

はじめに

この記事では、テーブルを参照する方法について、ご紹介します。

テーブルを参照するには、次の3つがあります。

  • セル範囲を指定
  • テーブルのインデックスを指定
  • テーブル名を指定

という感じです。

テーブルのメリットをうまく活かせるのは、「テーブル名」を使う方法です。

場合に応じて使い分けていきましょう。

では、テーブルを参照する方法について、解説していきます。

この記事を読むメリット

  • テーブルを参照する方法がわかります

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目次

テーブルを参照する

テーブルを参照する方法は、次の3つがあります。

  • セル範囲を指定
  • テーブルのインデックスを指定
  • テーブル名を指定

という感じです。

では、それぞれの方法で、テーブルを参照してみます。

セル範囲を指定して参照

「セル範囲」を指定して、テーブルを参照してみます。

VBAコードは、次のようになります。

Sub TEST1()
    
    '「B2」にあるテーブルの値のみを選択
    Range("B2").ListObject.Range.Select
    
End Sub

セル範囲の「Range("B2")」を指定して、テーブルを参照します。

「セル範囲」を指定する

セル範囲の「Range(

これで、セル範囲を指定して、テーブルを参照できます。

「セル範囲」を指定してテーブルを参照できた

セル範囲を指定して、テーブルを参照できました

セル範囲を指定して、テーブルを参照できました。

ListObjectsのインデックスを使って参照

次は、ListObjectsのインデックスを使って参照してみます。

テーブルの「順番」を指定して参照する、という方法です。

Sub TEST2()
    
    '「1つ目」のテーブルの値のみを選択
    ActiveSheet.ListObjects(1).Range.Select
    
End Sub

テーブルのインデックスを使って、テーブルを参照します。

テーブルの「インデックス」を使う

テーブルのインデックスを使って、テーブルを参照します

これで、テーブルのインデックスを使って、テーブルを参照できます。

テーブルの「インデックス」を使って参照できた

テーブルのインデックスを使って、テーブルを参照できました

テーブルのインデックスを使って、テーブルを参照できました。

同じように、シート内の「2つ目」のテーブルを指定したい場合は、「.ListObjects(2)」というようにします。

テーブル名を指定して参照

次は、「テーブル名」を指定して、テーブルを参照してみます。

テーブルを移動させたとしても、同じVBAコードで実行できるので、便利です。

「テーブル名」を使う

「テーブル名」を使って、テーブルを参照するVBAコードは、次のようになります。

Sub TEST3()
    
    '「テーブル1」のテーブルの値のみを選択
    ActiveSheet.ListObjects("テーブル1").Range.Select
    
End Sub

テーブル名の「テーブル1」を指定して、テーブルを参照します。

テーブル名の「テーブル1」を指定して、テーブルを参照します

これで、テーブル名を使って、テーブルを参照できます。

テーブル名を使って、テーブルを参照できました

テーブル名を使って、テーブルを参照できました。

構造化参照で「テーブル名」を使う

「構造化参照」で「テーブル名」を使って、テーブルを参照することもできます。

VBAコードを短くできます。

Sub TEST4()
    
    '「テーブル1」のテーブルの値のみを選択
    Range("テーブル1[#ALL]").Select
    
End Sub

構造化参照で、「テーブル名」を使って、テーブルを参照します。

構造化参照で、テーブル名を使って、テーブルを参照します

これで、テーブル名を使って、テーブルを参照できます。

構造化参照で、テーブル名を使って、テーブルを参照できました

構造化参照で、テーブル名を使って、テーブルを参照できました。

おわりに

この記事では、テーブルを参照する方法について、ご紹介しました。

テーブルを参照するには、次の3つがあります。

  • セル範囲を指定
  • テーブルのインデックスを指定
  • テーブル名を指定

という感じです。

テーブルのメリットをうまく活かせるのは、「テーブル名」を使う方法です。

場合に応じて使い分けていきましょう。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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