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Excelで、時間を数値に変換する方法について、ご紹介します。時間を数値に変換するには、時間を「文字列の時間」で割るとできます。6桁や4桁の数値に変換するには、TEXT関数とVALUE関数を使います。具体的に解説していきます。

はじめに

この記事では、時間を数値に変換する方法について、ご紹介します。

時間を数値に変換するには、「文字列の時間」で割ると、数値に変換することができます。

こんな感じですね。

  • 「時」の数値に変換:時間÷"1:0:0"
  • 「分」の数値に変換:時間÷"0:1:0"
  • 「秒」の数値に変換:時間÷"0:0:1"

時間と、4桁や6桁の数値との変換には、TEXT関数とVALUE関数をつかいます。

時間と数値の変換について、マスターしていきましょう。

では、時間を数値に変換する方法について、解説していきます。

この記事で紹介すること

  • 時間を数値に変換する方法

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

Excelで時間を数値に変換する

Excelで、時間を数値に変換する方法です。

時間を「時、分、秒」の数値に変換するには、次のように計算すると、できます。

  • 「時」の数値に変換:時間÷"1:0:0"
  • 「分」の数値に変換:時間÷"0:1:0"
  • 「秒」の数値に変換:時間÷"0:0:1"

という感じで、文字列の時間で割ると、変換できます。

では、それぞれやってみます。

時間を「時」の数値に変換

時間を「時」の数値に変換してみます。

=A1/"1:0:0"

では、セルに入力してみます。

時間を「"1:0:0"」で割る

時間を「時」の数値に変換する

表示形式を、「標準」にします。

表示形式を「標準」に変更

表示形式を標準にする

これで、時間を「時」の数値に変換できます。

時間を「時」の数値に変換

時間を「時」の数値に変換した結果

結果は、「8.5」時間となりました。

ショートカット「Ctrl + Shift + ^」を覚えよう

表示形式を、「標準」にするショートカットは、「Ctrl + Shift + ^」です。

時間の変換ではよく使うので、覚えておくと、便利です。

時間を「分」の数値に変換

時間を「分」の数値に変換してみます。

=A1/"0:1:0"

では、セルに入力してみます。

時間を「"0:1:0"」で割る

時間を「分」の数値に変換する

表示形式を、「標準」にします。

表示形式を「標準」に変更

時間を「時」の数値に変換した結果

結果は、「90」分となりました。

時間を「秒」の数値に変換

時間を「秒」の数値に変換してみます。

=A1/"0:0:1"

では、セルに入力してみます。

時間を「"0:0:1"」で割る

時間を「秒」の数値に変換する

表示形式を、「標準」にします。

時間を「標準」に変更

時間を「秒」の数値に変換した結果

結果は、「3601」秒となりました。

こんな感じで、文字列の時間で割ると、数値に変換することができます。

Excelで時間を6桁と4桁の数値に変換

次は、時間を6桁や4桁の数値に、変換してみます。

例えば、「17:01:02」を「170102」や「1701」に変換します。

「TEXT関数」と「VALUE関数」を使います。

TEXT関数とVALUE関数を使う

時間を6桁の数値に変換するには、次のように数式を入力します。

=VALUE(TEXT(時間,"hhmmss"))

時間を4桁の数値に変換するには、こんな感じです。

=VALUE(TEXT(時間,"hhmm"))

では、それぞれの方法で変換してみます。

「6桁の数値」に変換

時間「17:01:02」を数値に変換してみます。

最初は、関数を分けて入力してみます。

=TEXT(A1,"hhmmss")
=VALUE(A3)

では、セルに入力してみます。

時間を「6桁の数値」に変換

時間を6桁の数値に変換した結果

結果は、「170102」となりました。

数式をまとめると、こんな感じです。

=VALUE(TEXT(A1,"hhmmss"))

セルに入力してみます。

TEXT関数とVALUE関数をまとめる

TEXT関数とVALUE関数をまとめて入力する

結果は、「170102」となりました。

6桁の数値に変換できています。

「4桁の数値」に変換

次は、時間「17:01:02」を4桁の数値に変換してみます。

=VALUE(TEXT(A1,"hhmm"))

では、セルに入力してみます。

時間を「4桁の数値」に変換

時間を4桁の数値に変換した結果

結果は、「1701」となりました。

4桁の数値に変換できています。

こんな感じで、TEXT関数とVALUE関数を使うと、6桁や4桁の数値に変換できます。

Excelで6桁と4桁の数値を時間に変換

先ほどとは逆に、6桁や4桁の数値を、時間に変換してみます。

使うExcel関数は、先ほどと同じで、「TEXT関数」と「VALUE関数」です。

TEXT関数とVALUE関数、使えます。

では、解説してきます。

TEXT関数とVALUE関数を使う

TEXT関数とVALUE関数を使って、6桁や4桁の数値を、時間に変換してみます。

6桁の数値を、時間に変換するには、次のようにします。

=VALUE(TEXT(時間,"0!:00!:00"))

4桁の数値を、時間に変換するには、こんな感じです。

=VALUE(TEXT(時間,"0!:00"))

では、実際に試してみましょう。

「6桁の数値」を「時間」に変換

6桁の数値を、時間に変換してみます。

最初は、関数を分けて入力してみます。

=TEXT(A1,"0!:00!:00")
=VALUE(A3)

という感じです。

では、セルに入力してみます。

「6桁の数値」を「時間」に変換

TEXT関数とVALUE関数を使って6桁の数値を時間に変換した結果

結果は、「17:01:02」となりました。

表示形式は、「h:mm:ss」に変換しています。

関数をまとめてやってみます。

=VALUE(TEXT(A1,"0!:00!:00"))

では、セルに入力します。

TEXT関数とVALUE関数をまとめる

TEXT関数とVALUE関数をまとめて6桁の数値を時間に変換した結果

結果は、「17:01:02」となりました。

こちらも、表示形式は、「h:mm:ss」に変換しています。

6桁の数値を、時間に変換できました。

「4桁の数値」を「時間」に変換

4桁の数値を、時間に変換してみます。

=VALUE(TEXT(A1,"0!:00"))

という感じです。

では、セルに入力してみます。

「4桁の数値」を時間に変換

TEXT関数とVALUE関数を使って4桁の数値を時間に変換した結果

結果は、「17:01:02」となりました。

表示形式は、「h:mm」に変更しています。

4桁の数値を、時間に変換できました。

こんな感じで、TEXT関数とVALUE関数を使うと、6桁や4桁の数値を、時間に変換することができます。

おわりに

この記事では、時間を数値に変換する方法について、ご紹介しました。

時間を数値に変換するには、文字列の時間で割ると、数値に変換することができます。

こんな感じですね。

  • 「時」の数値に変換:時間÷"1:0:0"
  • 「分」の数値に変換:時間÷"0:1:0"
  • 「秒」の数値に変換:時間÷"0:0:1"

時間と、4桁や6桁の数値との変換には、TEXT関数とVALUE関数をつかいます。

時間と数値の変換について、マスターしていきましょう。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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