－ちょっと使えるネタを紹介－
Excel VBAを使って、CSVファイルをExcelブックに変換するには、CSVファイルを開いて、「SaveAs」を使って名前を付けて保存するとできます。変換したいCSVが大量になってくると大変なので、Excel VBAを使って自動化していきましょう。
この記事では、CSVファイルをExcelに変換する方法について、ご紹介します。
CSVファイルを開いて、「SaveAs」を使って「.xlsx」形式で名前を付けて保存するとできます。
「Excelブック」に変換すると、CSVファイルのままだとできない、罫線や色付け、関数の挿入などができるようになりますので、便利です。
変換したいCSVファイルが複数あると、手作業でやっていると大変なので、VBAを使って自動化していきましょう。
では、CSVファイルをExcelに変換する方法について、解説していきます。
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目次
CSVをExcelブックに変換してみます。
手順としては、次のようになります。
という流れになります。
VBAコードは、次のようになります。
Sub TEST1() 'CSVを開く Workbooks.Open ThisWorkbook.Path & "\TEST\TEST1.csv" '「xlsx」形式で保存 ActiveWorkbook.SaveAs ThisWorkbook.Path & "\TEST\TEST1.xlsx", xlOpenXMLWorkbook ActiveWorkbook.Close 'ブックを閉じる End Sub
やりたい内容は、CSVをExcelブックに変換したい、ということになります。
CSVをExcelブックに変換したいです。
変換するCSVファイルです。
実行すると、Excelブックに変換することができます。
Excelブックの中身を確認してみます。
CSVデータを、Excelブックに変換できています。
次は、「複数」のCSVファイルをExcelブックに変換する、というのをやってみます。
やりたい内容は、複数CSVファイルをExcelブックに変換したい、ということになります。
変換するCSVファイルは、次のようになっています。
1つ目のCSVファイルです。
2つ目のCSVファイルです。
3つ目のCSVファイルです。
では、複数CSVファイルを、Excelブックに変換してみます。
複数のCSVファイルをExcelブックに変換するには、「Dir関数」を使います。
まずは、フォルダ内の1つのCSVファイルを、Excelブックに変換してみます。
手順としては、
という流れになります。
Sub TEST2() Dim A 'フォルダ内のCSVファイルを1つ取得 A = Dir(ThisWorkbook.Path & "\TEST\*.csv") 'CSVファイルを開く Workbooks.Open ThisWorkbook.Path & "\TEST\" & A '「.xlsx」形式で保存 ActiveWorkbook.SaveAs ThisWorkbook.Path & "\TEST\" & Replace(A, ".csv", ".xlsx"), xlOpenXMLWorkbook ActiveWorkbook.Close 'ブックを閉じる End Sub
実行すると、フォルダ内の1つのCSVを、Excelブックに変換できます。
Excelブックの中身を確認してみます。
1つのCSVを、Excelブックに変換できています。
次は、Dir関数をループして、複数CSVをExcelに変換してみます。
フォルダ内のすべてCSVファイル名を取得するには、「Dir関数」をループすることで取得することができます。
Sub TEST3() Dim A 'フォルダ内のCSVファイルを1つ取得 A = Dir(ThisWorkbook.Path & "\TEST\*.csv") 'フォルダ内のブックをループ Do While A <> "" 'CSVファイルを開く Workbooks.Open ThisWorkbook.Path & "\TEST\" & A '「.xlsx」形式で保存 ActiveWorkbook.SaveAs ThisWorkbook.Path & "\TEST\" & Replace(A, ".csv", ".xlsx"), xlOpenXMLWorkbook ActiveWorkbook.Close 'ブックを閉じる A = Dir() '次のCSVファイル名を取得 Loop End Sub
実行すると、複数CSVを、Excelブックに変換できます。
Excelブックの中身を確認してみます。
Excelブックに変換した1つ目のブックです。
Excelブックに変換した2つ目のブックです。
Excelブックに変換した3つ目のブックです。
こんな感じで複数CSVファイルを、Excelブックに変換できます。
この記事では、CSVファイルをExcelに変換する方法について、ご紹介しました。
CSVファイルを開いて、「SaveAs」を使って「.xlsx」形式で名前を付けて保存するとできます。
「Excelブック」に変換すると、CSVファイルのままだとできない、罫線や色付け、関数の挿入などができるようになりますので、便利です。
変換したいCSVファイルが複数あると、手作業でやっていると大変なので、VBAを使って自動化していきましょう。
参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
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