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Excelで、日付を引き算して、年、月、日数を計算する方法について、ご紹介します。2つの日付の差分を計算するには、DATEDIF関数を使うとできます。2つの日付の差分を表現するのは、「年+月+日」や「年+日」など複数のパターンがありますので、詳しく解説していきます。
この記事では、日付を引き算して、年数、月数、日数を計算する方法について、ご紹介します。
2つの日付から年数や、月数、日数を計算するには、「DATEDIF関数」を使うとできます。
DATEDIF関数を使えば、目的にあった、日付の引き算をすることができるので、便利です。
2つの日付の差分を計算して、「年+月+日」や「年+日」などで表示したりなどですね。
では、日付を引き算して、年、月、日を計算する方法について、解説していきます。
Excelで、2つの日付の引き算をするには、「DATEDIF関数」という便利な関数があります。
「DATEDIF関数」を使って、2つの日付の引き算をしてみます。
DATEDIF関数には、次のように2つの日付と、日付の差分の単位を入力します。
DATEDIF関数
=DATEDIF(開始日付,終了日付,差分の単位)
差分の単位には、複数の引数を入力することができます。
- 年数:"y"
- 月数(累積):"m"
- 月数(1年未満):"ym"
- 日数(累積):"d"
- 日数(1年未満):"yd"
- 日数(1か月未満):"md"
では、それぞれの「差分の単位」で、2つの日付を引き算してみます。
2つの日付を引き算して、「年数」を計算してみます。
日付「2021/1/1」と「2022/3/3」を引き算して、「年数」を計算します。
DATEDIF関数("y")
差分の単位を、「年数」としたいので、「"y"」としています。
「2021/1/1」と「2022/3/3」の「年数」の差分は、「1」年ですので、正しく計算できています。
2つの日付を引き算して、「累積の月数」を計算してみます。
日付「2021/1/1」と「2022/3/3」を引き算して、「累積の月数」を計算します。
DATEDIF関数("m")
差分の単位を、「累積の月数」としたいので、「"m"」としています。
「2021/1/1」と「2022/3/3」の「累積の月数」の差分は、「14」か月ですので、正しく計算できています。
2つの日付を引き算して、「1年未満の月数」を計算してみます。
日付の差分が1年間を超えた分は、カウントしないで、1年未満の月数を計算することができます。
日付「2021/1/1」と「2022/3/3」を引き算して、「1年未満の月数」を計算します。
DATEDIF関数("ym")
差分の単位を、「1年未満の月数」としたいので、「"ym"」としています。
「2021/1/1」と「2022/3/3」の「1年未満の月数」の差分は、「2」か月ですので、正しく計算できています。
差分が、1年間を超えた分は、省略されて、1年未満の月数を表示しています。
という感じで、日付の差分を「月」で表示する方法は、2パターンあります。
2つの日付を引き算して、「累積の日数」を計算してみます。
これは、わかりやすいですね。何日間だけ期間があるかを計算できます。
日付「2021/1/1」と「2022/3/3」を引き算して、「累積の日数」を計算します。
DATEDIF関数("d")
差分の単位を、「累積の日数」としたいので、「"d"」としています。
「2021/1/1」と「2022/3/3」の「累積の日数」の差分は、「426」日ですので、正しく計算できています。
365日+31日+28日+2日で、426日という感じです。
2つの日付を引き算して、「1年未満の日数」を計算してみます。
日付の差分が、1年間を超えた分は、省略して、1年未満の日数を計算できます。
日付「2021/1/1」と「2022/3/3」を引き算して、「1年未満の日数」を計算します。
DATEDIF関数("yd")
差分の単位を、「1年未満の日数」としたいので、「"yd"」としています。
「2021/1/1」と「2022/3/3」の「1年未満の日数」の差分は、「61」日ですので、正しく計算できています。
2つの日付を引き算して、「1か月未満の日数」を計算してみます。
日付の差分が、1か月を超えた分は、省略して、1か月未満の日数を計算できます。
日付「2021/1/1」と「2022/3/3」を引き算して、「1か月の日数」を計算します。
DATEDIF関数("md")
差分の単位を、「1か月未満の日数」としたいので、「"md"」としています。
「2021/1/1」と「2022/3/3」の「1か月未満の日数」の差分は、「2」日ですので、正しく計算できています。
という感じで、「日数」の差分を計算する方法には、3種類あります。
Excelで、2つの日付の差分を表示する方法は、4パターンで表現することができます。
DATEDIFで日付を引き算する方法が、6パターンあって混乱するかもしれません。
DATEDIFで計算した差分を組み合わせると、日付の差分を表現する方法は、次の4パターンになります。
なので、このパターンから、好きな差分の表示を使えばいいです。
では、それぞれのパターンで、2つの日付の差分を計算してみます。
最初は、年数+1年未満の月数+1か月未満の日数で、2つの日付の差分を表示してみます。
「年+月+日」で差分を表現
次は、年数+1年未満の日数で、2つの日付の差分を表示してみます。
これも日付の差分を表示する場合に、わかりやすい表現ですね。
「年+日」で差分を表現
これも、二つの日付の差分を見る場合に、わかりやすい表現ですね。
次は、累計の月数+1年未満の日数で、2つの日付の差分を表示してみます。
「月+日」で差分を表現
これも、年数の表現ではなく、月数で表現したい場合に、使えます。
最後は、累計の日数で、2つの日付の差分を表示するという方法です。
「日」で差分を表現
連続的な表現で、直観的にわかりやすい、日付の差分を表示する方法です。
この記事では、日付を引き算して、年数、月数、日数を計算する方法について、ご紹介しました。
2つの日付から年数や、月数、日数を計算するには、「DATEDIF関数」を使うとできます。
DATEDIF関数を使えば、目的にあった、日付の引き算をすることができます。
2つの日付の差分を、「年+月+日」や「年+日」などで計算したりなどです。
参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。