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エクセルのフォームコントロールでスクロールバーの作成と設定方法についてご紹介します。スクロールバーはセルと連動させることのできるツールです。スクロールバーを波形と連動させるのがかなり相性いいです。

はじめに

この記事ではスクロールバーでセルと連動する方法とグラフと連動させる方法についてご紹介します。

スクロールバーはセルと連動できるシンプルなツールです。

これをグラフに適用すると使い勝手のいいグラフを作ることができますので紹介します。

この記事で紹介すること

  • スクロールバーとセルを連動させる方法
  • スクロールバーとグラフを連動させる方法

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

フォームコントロールのスクロールバーでできること

スクロールバーはこんなやつです。

スクロールバー

エクセルの画面にもあって、これがフォームコントロールを使えば作ることができます。

フォームコントロールのスクロールバーを使えばセルとスクロールバーを連動させることができます。

スクロールバーとセルを連動する

スクロールバーとセルを連動させたものです。

スクロールバーとセルを連動

このスクロールバーを右スクロールしてみます。

スクロールバーを右スクロール

セルの値が『50』から『51』に増えました。

左スクロールしてみます。

スクロールバーを左スクロール

セルの値が『50』から『49』に減りました。

スクロールバーでできることは基本こんな感じです。

これだけではありますがこれを応用するとスクロールバーとグラフを連動させることもできます。

まずは、スクロールバーの作成と設定の仕方を説明していきます。

スクロールバーの作成

スクロールバーの作成方法について説明します。

フォームコントロールから作成

スクロールバーの作成方法です。

『開発』タブの『挿入』をクリックします。

開発タブの挿入をクリック

フォームが表示されます。

ここで『フォームコントロール』の『スクロールバー』を選択します。

フォームコントロールのスクロールバー

これでスクロールバーをワークシートの中に作成することができます。

横と縦の設定

スクロールバーは横方向と縦方向に設定できます。

スクロールバーを挿入する際に横に広げて挿入すると横のスクロールバーが作成されます。

横のスクロールバーを作成

横のスクロールバーが作成されます。

横のスクロールバー

縦に広げてスクロールバーを挿入してみます。

縦のスクロールバーを作成

縦のスクロールバーが作成されます。

縦のスクロールバー

状況に応じて使い分けることができます。

スクロールバーの設定

スクロールバーを設定する方法について説明します。

スクロールバーを右クリックして『コントロールの書式設定』から設定できます。

スクロールバーのコントロールの書式設定

設定するできる項目はこちらです。

  • リンクするセル
  • 最小値と最大値
  • 変換の増分(左右の矢印をクリック)
  • シャフトの増分(スクロールバーの中をクリック)

では説明していきます。

リンクするセル

リンクするセルを設定します。

こちらにセルを参照設定します。

これでセルとリンクできます。

最小値と最大値

最小値と最大値を設定します。設定する箇所はこちらです。

スクロールバーの最小値と最大値の設定

横スクロールだとスクロールバーの左が最小値、右が最大値となります。

縦スクロールだとスクロールバーの上が最小値、下が最大値となります。

変化の増分(左右の矢印をクリック)

変化の増分の設定です。

これはスクロールバーの左右の矢印をクリックしたときにどれぐらい値を増減させるかという設定です。

スクロールバーの変化の増分を設定

スクロールバーを使う状況に応じて変更することができます。

シャフトの増分(スクロールバーの中をクリック)

シャフトの増分の設定です。これはスクロールバーの中をクリックしたときにどれぐらい値を増減させるかという設定です。

スクロールバーのシャフトの増分を設定

スクロールバーのシャフトの増分は変化の増分より大きい値にするのが基本になるかと思います。

ちょっと応用偏

スクロールバーを少し応用させたものとしてスクロールバーとグラフを連動させてみます。

スクロールバーとグラフを連動

スクロールバーとグラフを連動させてみたものです。

グラフの現在値の表示をスクロールバーで可変にした例

グラフの現在値の表示をスクロールバーで移動できるようにしています。

スクロールバーでグラフの現在値を赤の線で表示して右上の方に現在値を表示しています。

スクロールバーを動かせば右上の現在値もそれに伴って自動で変更されます。

グラフの解析の際に使えるかと思います。

では作成の仕方です。

グラフを作成する

まずはグラフを作成します。今回はSin関数のグラフを作成しました。

A列には0~359°を入力してB列にはA列に対するSinの値を入力します。

Sin関数のグラフを作成

Sin関数にラジアン形式の角度を入力して小数点第3位で丸めました。

グラフを作成します。

グラフにしたい範囲を選択して『挿入』⇒『散布図』をクリックすれば作成できます。

範囲を指定してグラフを挿入

次のようにグラフが作成できます。

グラフの作成後

グラフができました。

横軸の最小値と最大値を設定します。

まずはグラフの中で右クリックして『軸の書式設定』をクリックします。

軸の書式設定

グラフの最小値と最大値の表示を参照したデータの最小値と最大値に合わせます。

最小値と最大値をグラフの最小値と最大値に合わせる

グラフの横軸が『0~359』までの表示になります。

グラフのx軸を変更した結果

こうすることでスクロールバーとグラフを合わせやすくなります。

スクロールバーを設定

まずはスクロールバーを作成します。

スクロールバーを作成する

ポイントはスクロールバーの幅とグラフの幅を合わせることです。

微調整が必要なります。

続いてスクロールバーの設定です。

スクロールバーのコントロール書式設定

スクロールバーの最小値と最大値はグラフの参照データの最小値と最大値に合わせます。

グラフの参照データは『0』と『359』なので『0』と『359』としました。

リンクセルは『$E$3』としました。

セルとリンクしたスクロールバーが作成できます。

セルとリンクしたスクロールバーができました。

現在値を取得

つづいてグラフの現在値を取得します。

スクロールバーで設定したx軸に対するy軸の値を取得します。SIN関数の値ですね。

VLOOKUP関数でSINの値を取得する

VLOOKUP関数を使用してSIN関数の値を取得しています。

VLOOKUPは、検索値、範囲、取得する列、完全一致FALSE(または不完全一致TRUE)の順で設定します。

現在値用グラフを作成

現在値用のグラフを作成します。

まずは、現在値のグラフに使う表を作成します。

現在値のグラフ用の表

スクロールバーとリンクしている『E3』のセルを参照しています。グラフにしたいので2つ参照します。

SIN関数の大きさより大きい『2』と『-2』を入力します。表示しているデータより大きければいいです。

現在値用のグラフを作成していきます。

グラフの中で右クリックして『データの選択』をクリックします。

グラフのデータの選択をクリックする

データソースの設定が表示されますので『追加』をクリックします。

グラフを追加

系列の編集という画面がでてきます。

系列の編集

現在値のグラフを表示するため系列Xと系列Yの設定をします。

現在値のグラフ表示のため系列Xと系列Yを設定する

『系列 X の値』には赤で囲った範囲を指定します。スクロールバーの現在値です。

『系列 Y の値』には青で囲った範囲を指定します。表示用のグラフの最小値と最大値です。

これで現在値用のグラフが作成できます。

現在値のグラフを作成

現在値のグラフが作成できています。

現在値のリンクを貼り付け

最後に現在値のセル範囲をリンク貼り付けします。

現在値のセル範囲をコピーします。

現在値のセル範囲をコピー

『ホーム』⇒『貼り付け』をクリックして『リンクされた図』をクリックしてリンクを貼り付けます。

リンクされた図が作成されますので、これを好きな場所に移動させます。

グラフの右上に移動させてみました。

これでスクロールバーでグラフの現在値の表示を可変に変更することができます。

スクロールバーを動かしてグラフのデータ解析とかができますよ。

おわりに

この記事ではスクロールバーでセルと連動する方法とグラフと連動させる方法についてご紹介しました。

スクロールバー自体はセルと連動させるツールとしてシンプルですがグラフに適用すれば使い勝手のいいグラフを作成することができます。

ご参考になればと思います。最後までご覧くださいましてありがとうございました。

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