－ちょっと使えるネタを紹介－
Excel VBAで、結合したセルを正しくフィルタする方法について、ご紹介します。「PasteSpecial」で「数式」を貼り付けるとできます。セル結合された表で、フィルタした値を確認したい場合に使えます。
この記事では、結合したセルをフィルタする方法について、ご紹介します。
結合したセルはフィルタすると、「1行しか」フィルタできません。
どうしても結合したセルをフィルタしたい場合には、「SpecialCells」で「数式」の貼り付けをするとできます。
表がセル結合されているけど、フィルタして値が見えるようにしたい場合に使えます。
では、結合したセルをフィルタする方法について、解説していきます。
この記事で紹介すること
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目次
セル結合するとフィルタができないです。
ちょっとやってみます。
セル結合を含む表でフィルタしてみます。
セル結合した表を用意します。
1行しかフィルタできないです。
こんな感じで、セル結合すると、1行しかフィルタできないです。
結合したセルを正しくフィルタしてみます。
やりたいことは、結合したセルも正しくフィルタしたい、ということです。
では、やってみます。
やり方は、同じ値を「数式」の貼り付けする、という方法です。
手順は、
という感じです。
Sub TEST1()
'IF関数で同じ値を作成
Range("C2:C9") = "=IF(A2<>"""",A2,C1)"
Range("C2:C9").Value = Range("C2:C9").Value '値に変換
'作成したリストをコピー
Range("C2:C9").Copy
Application.DisplayAlerts = False '警告を非表示
'数式の貼り付けをする
Range("A2").PasteSpecial Paste:=xlPasteFormulas
Application.DisplayAlerts = True '警告を表示
'作成したリストをクリア
Range("C2:C9").Clear
End Sub
結合したセルを用意します。
IF関数で同じ値を作成して、値に変換します。
IF関数で同じ値を作成します。
値に値を代入して、値に変換します。
作業列をコピーします。
数式ではないけど、「数式」の貼り付けをします。
ここがポイントです。
作業列をクリアします。
これで、準備が完了です。
結合セルをフィルタしてみます。
結合セルも正しくフィルタできました。
結合セルをどうしてもフィルタしたい場合に使えます。
この記事では、結合したセルをフィルタする方法について、ご紹介しました。
結合したセルはフィルタすると、「1行しか」フィルタできません。
どうしても結合したセルをフィルタしたい場合には、「SpecialCells」で「数式」の貼り付けをするとできます。
表がセル結合されているけど、フィルタして値が見えるようにしたい場合に使えます。
参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。
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