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Excel VBAで、フォルダを選択して開くには、「.Run」と「Application.FileDialog(4)」を使うとできます。VBAで、フォルダ操作を自動化していきましょう。

はじめに

この記事では、フォルダを選択して開く方法について、ご紹介します。

フォルダを開くには、フォルダパスを指定して、「.Run」を使うとできます。

フォルダを選択したい場合は、「Application.FileDialog(4)」を使います。

「.Run」と「Application.FileDialog(4)」を組み合わせれば、フォルダを選択して、開くことができます。

VBAで、フォルダ操作を自動化していきましょう。

では、フォルダを選択して開く方法について、解説していきます。

この記事を読むメリット

  • フォルダを選択して開く方法がわかります。

本記事の内容を動画でまとめています

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

フォルダを開く

VBAを使ってフォルダを開いてみます。

「.Run」を使う

フォルダを開くには、「.Run」を使うとできます。

Sub TEST1()
    
    'フォルダを開く
    CreateObject("WScript.Shell").Run "C:\Users\User\Desktop\TEST"
    
End Sub

フォルダパスを入力して開く感じです。

では、デスクトップにあるフォルダを開いてみます。

デスクトップにフォルダを用意

デスクトップにあるフォルダを開いてみます

実行すると、デスクトップにあるフォルダを開くことができます。

フォルダを開くことができた

デスクトップにあるフォルダを開くことができました

デスクトップにあるフォルダを開くことができました。

ダイアログでフォルダを選択する

ダイアログでフォルダを選択して、フォルダパスを取得してみます。

「Application.FileDialog(4)」を使う

ダイアログでフォルダパスを取得したい場合は、「Application.FileDialog(4)」を使うとできます。

取得したフォルダパスは「.SelectedItems(1)」に保存されます。

設定しなかった場合は、「.Show」が「False」となるので、終了します。

Sub TEST2()

    'フォルダ選択用のダイアログを表示
    With Application.FileDialog(4)
                
        '設定しなかった場合は終了
        If .Show = False Then Exit Sub
            
        '設定したフォルダのフォルダパスを取得
        Debug.Print .SelectedItems(1)
        
    End With
    
End Sub

実行すると、フォルダ選択用のダイアログを表示できます。

フォルダ選択用のダイアログを表示できた

フォルダ選択用のダイアログを表示できました

フォルダを選択して、OKをクリックします。

フォルダを選択

フォルダを選択して、OKをクリックします

これで、フォルダを選択して、フォルダパスを取得できます。

フォルダパスを取得できた

フォルダを選択して、フォルダパスを取得できました

フォルダを選択して、フォルダパスを取得できました。

初期フォルダを設定すると便利

ダイアログを使う場合は、「初期フォルダ」を設定すると便利です。

「.InitialFileName」に、最初に開きたいフォルダパスを入力します。

Sub TEST3()

    'フォルダ選択用のダイアログを表示
    With Application.FileDialog(4)
        
        '最初に表示するフォルダを設定
        .InitialFileName = "C:\Users\User\Desktop"
        
        '設定しなかった場合は終了
        If .Show = False Then Exit Sub
            
        '設定したフォルダのフォルダパスを取得
        Debug.Print .SelectedItems(1)
        
    End With
    
End Sub

実行すると、設定したフォルダが最初に表示されます。

設定したフォルダが最初に表示された

設定したフォルダが最初に表示されました

設定したフォルダが最初に表示されました。

フォルダを選択します。

フォルダを選択

フォルダを選択します

これで、フォルダを選択して、フォルダパスを取得できます。

フォルダパスを取得できた

フォルダを選択して、フォルダパスを取得できました

フォルダを選択して、フォルダパスを取得できました。

フォルダを選択して開く

フォルダを選択して、フォルダを開いてみます。

ダイアログで選択してフォルダを開く

ダイアログで選択してフォルダを開くVBAコードは、次のようになります。

Sub TEST4()

    'フォルダ選択用のダイアログを表示
    With Application.FileDialog(4)
        
        '最初に表示するフォルダを設定
        .InitialFileName = "C:\Users\User\Desktop"
        
        '設定しなかった場合は終了
        If .Show = False Then Exit Sub
            
        '設定したフォルダを開く
        CreateObject("WScript.Shell").Run .SelectedItems(1)
        
    End With
    
End Sub

実行すると、フォルダ選択用のダイアログが表示されます。

フォルダ選択用ダイアログが表示される

フォルダ選択用のダイアログが表示されます

デスクトップにあるフォルダを選択します。

フォルダを選択

デスクトップにあるフォルダを選択します

これで、フォルダを選択して、表示することができます。

フォルダを表示できた

フォルダを選択して、表示することができました

フォルダを選択して、表示することができました。

おわりに

この記事では、フォルダを選択して開く方法について、ご紹介しました。

フォルダを開くには、フォルダパスを指定して、「.Run」を使うとできます。

フォルダを選択したい場合は、「Application.FileDialog(4)」を使います。

「.Run」と「Application.FileDialog(4)」を組み合わせれば、フォルダを選択して、開くことができます。

VBAで、フォルダ操作を自動化していきましょう。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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