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Excelで、文字列を数値に変換する方法について、ご紹介します。文字列を数値に変換するには、「VALUE関数」と「区切り位置」を使う方法があります。自動で変換したい場合は、「VALUE関数」が便利です。一回だけ変換したいとか、数式ではなく値にしたい場合は、「区切り位置」を使うと簡単です。
この記事では、文字列を数値に変換する方法について、ご紹介します。
文字列を数値に変換する方法は、「VALUE関数」と「区切り位置」を使う方法があります。
変換したい文字列の値が、毎回変更されるという場合は、「VALUE関数」を使うと効率的です。
数値への変換が一回だけとか、数式ではなく値に変換したい場合は、「区切り位置」を使うと簡単になります。
では、文字列を数値に変換する方法について、解説していきます。
ちなみに、この方法は、変換する数が少ない場合は、使えます。
ただ、変換するセルが多くなってくると、厳しいです。
Excelで「文字列エラー」のところから、「数値」に変換してみます。
文字列エラーのメニューから「数値」に変換
「数値」になる
「数値」かを判定
文字列から数値への変換は、「表示形式」を「標準」にしても「数値」にはなりません。
表示形式を「標準」にする
「数値」にはならない
文字列を、数値に変換するには、「VALUE関数」やExcel機能の「区切り位置」を使うと便利です。
ExcelでVALUE関数を使って文字列を数値に変換
「VALUE関数」を使って、文字列を数値に変換してみます。
では、「VALUE関数」を使って文字列を数値に変換してみます。
「VALUE関数」で数値に変換
結果は、「123」と右寄せになって、数値になっています。
比較演算子「=」を使って、数値かどうかを比較してみます。
「数値」かを判定する
複数の文字列を数値に変換したい場合も、VALUE関数を使えば簡単です。
数式は、先ほどと同じように、次のように入力します。
「VALUE関数」を入力
数式をコピー
これで、複数の文字列を数値に変換することができます。
複数の文字列を数値に変換
「数値」かを判定
Excelで「\」とか「月」がついている文字列を数値に変換
「12月」とか「\1000」のように、文字列に数値文字列以外の文字列がくっついている文字列を、数値に変換してみます。
LEFT関数やRIGHT関数を使って、数値だけを切り出して、VALUE関数で数値に変換する、という方法を使います。
「12月」という文字列から、「12」だけを切り出して、数値に変換してみます。
「12月」を「数値」に変換する
次は、「\1000」の文字列から数値文字列だけを切り出して、数値に変換してみます。
「\1000」を「数値」に変換する
こんな感じで、数値以外の文字列が入力されている場合は、LEFT関数やRIGHT関数などをうまく使って、数値文字列だけを切り出します。
数値文字列が切り出せたら、あとは、VALUE関数で数値に変換します。
次は、Excel機能を使って、文字列を数値に変換してみます。
結論から言うと、「区切り位置」の方が、使える幅が広くて便利です。
では、それぞれの機能で、文字列を数値に変換してみます。
区切り位置を使って、文字列を数値に変換してみます。
「データ」タブ→「データツール」→「区切り位置」を選択します。
「区切り位置」を選択
3つの画面で設定しますけども、1つ目と2つ目は、無視します。
1つ目の画面は、特に設定せずに、「次へ」をクリックします。
1つ目はそのまま「次へ」
2つ目の画面も、特に設定せずに、「次へ」をクリックします。
2つ目もそのまま「次へ」
3つ目の画面で、列のデータ形式で「G/標準」を設定して、「完了」をクリックします。
3つ目の画面で「G/標準」を設定
これで、選択したセルの文字列が、全て数値に変換されます。
全て「数値」に変換される
「数値」かを判定
もう一つの方法は、「形式を選択して貼り付け」を使う方法です。
値を貼り付ける際に、「1」を「乗算」して貼り付けると、できます。
適当に、「1」をどこかのセルに入力して、コピーしておきます。
文字列を数値に変換したいセル範囲を選択しておきます。
「1」をコピーしてセル範囲を選択
「ホーム」タブ→「貼り付け」→「形式を選択して貼り付け」を選択します。
「形式を選択して貼り付け」を選択
「乗算」を選択して「OK」
「数値」に変換される
「1」は不要なので削除
「数値」かを判定
こんな感じで、「区切り位置」もしくは「形式を選択して貼り付け」を使うと、文字列を数値に変換することができます。
ただ、「区切り位置」の方が、数値を文字列に変換など、いろいろと応用が利くので、「区切り位置」の方が便利です。
文字列を、数値に変換する方法として、「VALUE関数」と「区切り位置」をご紹介しました。
どちらを使って、数値に変換するかについては、こんな感じになります。
- 自動で変換した場合は「VALUE関数」
- 一回だけ変換すればいい場合は「区切り位置」
例えば、文字列の値が毎回変更される、といった場合では、「VALUE関数」を使うと、自動で数値に変換してくれるので、便利に使えます。
なので、文字列の値が毎回変更されたり、変換の頻度が高い場合は、「VALUE関数」を検討してみるといいです。
文字列から数値への変換が、一回だけの場合は、「区切り位置」を使った方が簡単です。
また、データベースへの入力などで、数式ではなく、値にしたい場合は、「区切り位置」の方法を使うと楽です。
この記事では、文字列を数値に変換する方法について、ご紹介しました。
文字列を数値に変換する方法は、「VALUE関数」と「区切り位置」を使う方法があります。
変換したい文字列の値が、毎回変更されるという場合は、「VALUE関数」を使うと効率的です。
数値への変換が一回だけとか、数式ではなく値に変換したい場合は、「区切り位置」を使うと簡単になります。
参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございまいた。