大体でIT

-ちょっと使えるネタを紹介-

大体でIT

Excelで、一括で文字列を数値に変換する方法と、一括で数値を文字列に変換する方法について、ご紹介します。一括で数値や文字列に変換するには、「区切り位置」を使います。表示形式を含めて文字列に変換する際はTEXT関数を使いましょう。具体的に解説していきます。

はじめに

この記事では、文字列を一括で数値に変換する方法と、数値を一括で文字列に変換する方法について、ご紹介します。

一括で数値や文字列に変換するには、「区切り位置」を使います。

表示形式を含めて文字列に変換する場合は、「区切り位置」ではできないので、「TEXT関数」を使います。

では、一括で数値や文字列に変換する方法について、解説していきます。

この記事で紹介すること

  • 一括で文字列を数値に変換する方法
  • 一括で数値を文字列に変換する方法

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

Excelで文字列を一括で数値に変換

Excelで、文字列を一括で「数値」に変換するには、「区切り位置」を使います。

「区切り位置」は、値の変換でよく使いますので、覚えておくと便利です。

では、やってみます。

区切り位置を使って一括で数値に変換

「区切り位置」を使って、文字列を一括で「数値」に変換してみます。

複数の文字列を用意しました。

複数の文字列

複数の文字列を用意

変換するセルを選択しておきます。

セル範囲を選択

変換するセルを選択

「データ」タブ→「データツール」→「区切り位置」を選択します。

「区切り位置」を選択

区切り位置を選択

区切り位置指定ウィザードという画面が表示されます。

設定する画面が3つありますけど、設定するのは、3つめの画面だけです。

1つ目の画面は、そのまま「次へ」をクリックします。

1つ目はそのまま「次へ」

1つ目の画面は、そのまま「次へ」をクリック

2つ目の画面も、そのまま「次へ」をクリックします。

2つ目もそのまま「次へ」

2つ目の画面も、そのまま「次へ」をクリック

3つ目の画面で、「G/標準」を選択して、「完了」をクリックです。

3つ目で「G/標準」を選択して「完了」

3つ目の画面で「G/標準」を選択して「完了」をクリック

これで、文字列を一括で「数値」に変換することができます。

一括で数値に変換

文字列を一括で数値に変換した結果

結果は、「123」です。

文字列を、一括で数値に変換できました。

アポストロフィー「'」の文字列も数値に変換できる

アポストロフィー「'」のついた文字列も、一括で「数値」に変換することができます。

このアポストロフィー「'」は、厄介ですけど、「区切り位置」で一発で変換できます。

では、やってみます。

アポストロフィー「'」を入力した文字列を用意しました。

アポストロフィー「'」を入力した文字列

アポストロフィーを入力した文字列を用意

では、先ほどと同じように「区切り位置」で「数値」に変換してみます。

「区切り位置」で「数値」に変換

区切り位置でアポストロフィーが入力された文字列を数値に変換

結果は、「123」です。

「数値」に変換できました。

「区切り位置」、便利です。

Excelで数値を一括で文字列に変換

先ほどとは反対に、数値を一括で「文字列」に変換してみます。

これも、「区切り位置」を使うとできます。

区切り位置を使って一括で文字列に変換

「区切り位置」を使って、数値を一括で「文字列」に変換してみます。

複数の数値を用意しました。

複数の数値を用意

複数の数値を用意

では、「区切り位置」で文字列に変換してみます。

最初に、変換したいセル範囲を選択しておきます。

セル範囲を選択

変換したいセル範囲を選択

「データ」タブ→「データツール」→「区切り位置」を選択します。

「区切り位置」を選択

区切り位置を選択

区切り位置指定ウィザードが表示されます。

3つ目の画面が表示されますけど、3つ目だけを設定で使います。

1つ目の画面は、そのまま「次へ」をクリックします。

1つ目はそのまま「次へ」

1つ目の画面は、そのまま「次へ」をクリックする

2つ目の画面も、そのまま「次へ」をクリックします。

2つ目もそのまま「次へ」

2つ目の画面も、そのまま「次へ」をクリックする

3つ目の画面で、「文字列」を選択して、「完了」です。

3つ目の画面で「文字列」を選択して「完了」

3つ目の画面んで、「文字列」を選択して「完了」をクリック

これで、数値を一括で「文字列」に変換できます。

一括で「文字列」に変換

数値を一括で「文字列」に変換した結果

結果は、「"'123"」となりました。

数値を一括で「文字列」に変換できています。

こんな感じで、「区切り位置」は文字列から数値でも、数値から文字列でも変換することができます。

表示形式は文字列にならない

「区切り位置」では、表示形式を含めて文字列にはできません。

ちょっとやってみます。

セルの表示形式に「通貨」を設定しました。

表示形式を「通貨」にする

セルの表示形式を通貨に設定

では、「区切り位置」を使って、「文字列」に変換してみます。

表示形式は文字列にならない

区切り位置を使って文字列に変換した結果

結果は、「"1000"」です。

「表示形式を含めて」文字列に変換はされません。

表示形式を含めて、「文字列」に変換する場合は、「TEXT関数」を使いましょう。

TEXT関数を使いましょう

「TEXT関数」を使って、表示形式を含めて、数値を文字列に変換してみます。

入力する数式は、こんな感じです。

=TEXT(A3,"\#,##0")

では、セルに入力してみます。

表示形式を含めて文字列に変換

表示形式を含めて、数値を文字列に変換した結果

変換した結果は、「"\1,000"」となりました。

表示形式も含めて、数値を文字列に変換できました。

他のセルに、コピーします。

セルをコピー

他のセルに数式をコピーする

他のセルにコピーできました。

数式ではなく、文字列の値だけにしたい場合は、「値の貼り付け」をするとできます。

「値の貼り付け」をする

値の貼付けをする

「値の貼り付け」をすると、こんな感じになります。

表示形式も含めて文字列に変換

値の貼付けをした結果

結果は、「"\1,000"」となって、値のみになりました。

表示形式も含めて、文字列に変換したい場合は、「TEXT関数」です。

おわりに

この記事では、文字列を一括で数値に変換する方法と、数値を一括で文字列に変換する方法について、ご紹介しました。

一括で数値や文字列に変換するには、「区切り位置」を使います。

表示形式を含めて文字列に変換する場合は、「区切り位置」ではできないので、「TEXT関数」を使います。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

関連する記事から探す

カテゴリから探す

カテゴリから見たい項目を探すと便利ですよ。

サイト内を検索する

↓キーワードを入力する

アーカイブから探す