【Excel関数】最終行までのセル範囲を取得【OFFSETとCOUNTA】

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Excelで、最終行までの「セル範囲」を取得するには、「OFFSET関数」と「COUNTA関数」を使います。

OFFSET関数で最終行までのセル範囲を取得するイメージです。

次のように入力できると、取得することができます。

セルに入力します。

最終行の行数「10」がわからないので、この行数を取得する必要があります。

最終行の行数は「COUNTA関数」で取得できます。

「OFFSET関数」の考えが難しいので、使い方を説明します。

OFFSET関数で、取得できるのは、「セル範囲」になります。

OFFSET関数で、変更できるのは、2つです。

という感じです。

最初に基準となるセルを決めます。

「基準」は、表の一番上のセルを設定します。

次は、移動する行と列を指定します。

行と列は、移動させないので、両方とも「0」となります。

次は、「高さ」と「幅」を設定します。

「高さ」が行数になります。

「幅」は、「1」列と設定します。

こんな感じで、「OFFSET関数」を使うことができます。

最終行までのセル範囲を取得したいので、「10」行という値を取得する必要があります。

最終行の番号を「COUNTA関数」で取得します。

「COUNTA関数」で最終行までの行番号を取得します。

セルに入力します。

結果は、「10」個あるとなりました。

この「10」を「OFFSET関数」に組み合わせます。

COUNTA関数で取得した行番号を、「OFFSET関数」に組み合わせます。

次のようになります。

セルに入力します。

これで、最終行までの「セル範囲」を取得できます。

関数をまとめると、次のようになります。

セルに入力します。

これで、関数をまとめて、最終行までの「セル範囲」を取得しています。

これだけ、みても意味わからないですよね。

最終行までの「セル範囲」を取得するだけでは、意味がありません。

取得した「セル範囲」を「別の関数」と組み合わせて使います。

「SUM関数」や「VLOOKUP関数」と組み合わせると、かなり便利なります。

では、やってみます。

最終行までのセル範囲を、合計してみます。

最終行までのセル範囲を「SUM関数」で合計してみます。

入力する数式は、こんな感じになります。

セルに入力します。

結果は、「55」となりました。

1から10までを足すと、「55」ですね。

最終行までのセル範囲の合計を、正しく計算できています。

最終行までのセル範囲を使えば、行数を増やしても自動で、計算してくれます。

データを追加します。

セル範囲を自動で変更してくれます。

結果は、「66」となりました。

1から11を足して、「66」ですね。

自動で最終行までの合計を計算してくれます。

次は、最終行までのセル範囲で値を検索してみます。

組み合わせるExcel関数は、「VLOOKUP関数」になります。

最終行までのセル範囲から、「VLOOKUP関数」で値を検索してみます。

入力する数式は、こんな感じになります。

セルに入力します。

結果は、「J」となりました。

検索値が「10」で、「2」列目を取得しているので、「J」ですね。

正しく検索できています。

取得しているセル範囲は、ここですね。

最終行までのセル範囲を取得しています。

行数を増やしても、自動でセル範囲を取得してくれます。

11行目に値を追加します。

自動で最終行までの「セル範囲」を取得してくれます。

自動で最終行までの「セル範囲」を取得してくれます。

検索値を「11」に変更してみます。

セルに入力します。

結果は、「K」となりました。

最終行を検索できています。

こんな感じで、自動で「セル範囲」を変更してくれます。

この記事では、最終行までの「セル範囲」を取得する方法について、ご紹介しました。

最終行までの「セル範囲」を取得するには、「OFFSET関数」と「COUNTA関数」を使います。

取得した「セル範囲」は、別のExcel関数と組み合わせて使います。

「SUM関数」や「VLOOKUP関数」などです。

最終行までのセル範囲が取得できれば、最終行が増えても自動で、「セル範囲を変更する必要がない」ので、便利です。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。