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Excelで、「文字列」としてコピーして貼り付ける方法は2つです。「メモ帳」か「TEXT関数」を使う方法です。「TEXT関数」は「表示形式を指定」して文字列に変換することで、文字列としてコピーして貼付けができます。「メモ帳」を使えば、表示形式を指定することなく、文字列としてコピーして貼付けができます。

はじめに

この記事では、文字列としてコピーして貼り付ける方法について、ご紹介します。

文字列としてコピーして貼り付けは、2つの方法があって、「メモ帳」もしくは「TEXT関数」を使う方法です。

「TEXT関数」を使う方法は、表示形式を指定して、文字列に変換する必要があります。

「メモ帳」を使うと、表示形式を指定しなくても、表示形式を含めて文字列として、コピーして貼り付けができます。

そもそも、表示形式は不要という場合は、「区切り位置」で文字列に変換して、文字列としてコピーして貼付けをするといいです。

では、文字列としてコピーして貼り付ける方法について、解説していきます。

この記事で紹介すること

  • 文字列としてコピーして貼り付ける方法

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

Excelでメモ帳を使って文字列としてコピーして貼り付け

Excelで、セルの値を文字列として、コピーして貼り付ける方法です。

メモ帳を使って、やります。

メモ帳を使って、コピーして貼り付けをすると、表示形式までコピーできるので、便利です。

では、やってみます。

メモ帳を使う

メモ帳を使って、セルの値を、文字列としてコピーして貼り付けしてみます。

先に、貼り付け先のセルの表示形式を「文字列」に変更しておきます。

表示形式を「文字列」に変更しておく

貼り付け先の表示形式を「文字列」に変更

セルの値をコピーして、メモ帳へ貼り付けます。

メモ帳にコピー

セルの値をコピーして、メモ帳へ貼り付け

貼り付けたら、メモ帳の値をそのまま、コピーします。

メモ帳の値をコピー

メモ帳の値をそのままコピーする

先ほど表示形式を「文字列」に変更したセルに、貼り付けます。

セルに貼り付け

表示形式を「文字列」に変更したセルに貼り付け

結果は、「"1000"」となりました。

左に寄っているので、文字列ですね。

セルの値を、文字列としてコピーして貼り付けることができました。

ちょっと面倒ですよね。

ちゃんと、メモ帳を使うメリットがあります。

メモ帳を使うメリットは、表示形式も文字列として、コピーして貼り付けができるところです。

メモ帳を使うメリット

メモ帳を使うメリットは、表示形式も文字列としてコピーして貼付けができるところです。

では、実際にやってみます。

表示形式を含めて文字列としてコピーできる

セルに通貨の表示形式を設定しておきました。

表示形式を「通貨」に設定

通貨の表示形式を設定

では、この通貨の数値を、文字列としてコピーして貼り付けしてみます。

先ほどと同じように、貼り付け先のセルの表示形式を「文字列」に変更しておきます。

表示形式を「文字列」に変更しておく

貼り付け先のセルの表示形式を「文字列」に変更

値をコピーして、メモ帳に貼り付けます。

メモ帳にコピー

セルの値をコピーして、メモ帳へ貼り付け

そのままメモ帳の値を、コピーします。

メモ帳の値をコピー

メモ帳の値をそのままコピーする

先ほど表示形式を変更したセルに貼り付けます。

セルに貼り付け

表示形式を変更したセルに貼り付け

結果は、「"\1,000"」となりました。

左に寄っているので、文字列ですね。

表示形式も含めて文字列として、コピーして貼り付けができました。

表示形式がバラバラでも文字列としてコピーできる

表示形式が、複数の種類で設定されている場合でも、「メモ帳」を使えば、文字列としてコピーすることができます。

複数種類の表示形式を設定しておきました。

複数の表示形式を設定

複数種類の表示形式を設定

値が右に寄っているので、全て「数値」が入力されています。

表示形式で、値の見え方を変えています。

では、メモ帳を使う方法で、文字列としてコピーしてみます。

最初に、貼り付け先の表示形式を「文字列」に変更しておきます。

表示形式を「文字列」に変更しておく

貼り付け先の表示形式を「文字列」に変更

値をコピーして、「メモ帳」に貼り付けます。

値をメモ帳にコピー

値をコピーして、メモ帳に貼り付け

そのまま、メモ帳の値をコピーします。

メモ帳の値をコピー

メモ帳の値をコピーする

あとは、表示形式を「文字列」にしておいたセル範囲に、貼り付けます。

セルに貼り付け

表示形式を文字列に変更しておいたセル範囲に値を貼り付け

表示形式も含めて、文字列として、コピーして貼付けができました。

こんな感じで、「メモ帳」を使うと、文字列としてコピーして貼り付けができます。

ExcelでTEXT関数を使って文字列としてコピーして貼り付け

TEXT関数で、表示形式を指定して文字列に変換すると、文字列としてコピーして貼り付けができます。

では、やってみます。

TEXT関数を使う

「TEXT関数」を使って、通貨の表示形式を使って、通貨文字列に変換してみます。

こんな感じで数式を入力します。

=TEXT(A2,"\#,##0")

では、セルに入力してみます。

通貨文字列に変換

TEXT関数を使って通貨文字列に変換

結果は、「"\1,000"」となりました。

左に寄っているので、「文字列」になっていますね。

「TEXT関数」の値を、文字列としてコピーして貼り付けてみます。

「値の貼り付け」で貼り付ける

文字列として貼り付けるには、「値の貼り付け」を使って、貼り付けます。

「TEXT関数」で文字列に変換したセルを、コピーして、別のセルに貼り付けます。

別セルに貼り付け

TEXT関数の値を文字列に変換したセルをコピーして別のセルに貼り付け

貼り付けたら、「Ctrl」を押すと、貼り付けメニューが表示されます。

次がポイントです。

メニューから「値の貼り付け」を選択します。

「値の貼り付け」で貼り付ける

貼り付けメニューから値の貼り付けを選択

これで、文字列としてコピーして貼り付けができます。

文字列として貼り付けられる

文字列としてコピーして貼付けができる

結果は、「"\1,000"」となりました。

左に寄っているので、文字列になっていますね。

値の貼付けができています。

こんな感じで、TEXT関数で表示形式を指定すると、表示形式を含めて文字列として、コピーして貼り付けができます。

表示形式のコピーが不要な場合

表示形式のコピーが不要な場合は、そもそも「メモ帳」や「TEXT関数」を使う必要はありません。

「区切り位置」で文字列に変換すると、文字列としてコピーして貼り付けができます。

では、解説していきます。

「区切り位置」で文字列に変換してコピー&貼り付け

「区切り位置」を使って、値を文字列に変換して、コピーして貼り付けをする、というものです。

文字列に変換したいセルを選択しておきます。

「データ」タブ→「データツール」→「区切り位置」を選択します。

「区切り位置」を選択

区切り位置を選択

区切り位置指定ウィザードという画面が表示されます。

3つの設定する画面がありますけど、1つ目と2つ目は特に設定しません。

3つ目だけを設定します。

1つ目は、そのまま「次へ」をクリックします。

1つ目はそのまま「次へ」をクリック

1つ目の画面はそのまま「次へ」をクリック

2つ目も、そのまま「次へ」をクリックします。

2つ目もそのまま「次へ」をクリック

2つ目の画面もそのまま「次へ」をクリック

3つ目の画面で、「文字列」を選択して「完了」をクリックします。

3つ目の画面で「文字列」を選択して「完了」

3つ目の画面で「文字列」を選択した「完了」をクリック

これで、文字列に変換できます。

「文字列」に変換される

文字列に変換した結果

結果は、「"1000"」となりました。

値が左に寄っているので、「文字列」ですね。

文字列に変換されているので、「文字列」として、コピーして貼り付けできます。

「文字列」としてコピーして貼り付けができる

文字列としてコピーして貼付けをする

「文字列」として、コピーして貼り付けができました。

おわりに

この記事では、文字列としてコピーして貼り付ける方法について、ご紹介しました。

文字列としてコピーして貼り付けは、2つの方法があって、「メモ帳」もしくは「TEXT関数」を使う方法です。

「TEXT関数」を使う方法は、表示形式を指定して、文字列に変換する必要があります。

「メモ帳」を使うと、表示形式を指定しなくても、表示形式を含めて文字列として、コピーして貼り付けができます。

そもそも、表示形式は不要という場合は、「区切り位置」で文字列に変換して、文字列としてコピーして貼付けをするといいです。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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