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Chromecastが途中で、途切れたり、止まったりする問題を解決する方法について、ご紹介します。解決策は、Chromecastを初期化して、別のWifiネットワークに再設定することです。動画の視聴中に、途切れたり、止まったりするのは、Wifiの電波状況が悪いことが原因の可能性がありますので、その解決策の手順を解説していきます。

はじめに

この記事では、Chromecastが途中で途切れたり、止まったりする問題を、解決する方法について、ご紹介します。

途中で途切れたり、止まったりする場合は、Chromecastが受信するWifiの電波状況が悪い可能性があります。

なので、現状でChromecastに接続しているWifiの周波数帯を変更することで、途切れたりする問題を解決できる可能性があります。

我が家では、5GHzから2.4GHzに接続するWifiを変更することで、問題を解決することができました。

では、Chromecastが途切れたり、止まったりする問題を、解説する方法について、解説していきます。

この記事で紹介すること

  • Chromecastが途切れたり止まったりする問題を解決

目次から見たい項目へ移動すると便利ですよ。

目次

Chromecastが途切れたり止まったりする

Chromecastを使って、動画を楽しんでいるのに、途中で止まったり、途切れたりすると、楽しい映画が台無しですよね。

我が家でもよくChromecastが途切れたり、止まったりしていました。

途切れたり止まる

動画が、途切れたり、止まったりするイメージです。

途切れたり止まったりする

Chromecastが途切れたり止まったりする画像

途切れたり止まったりするのは、Wifiの電波が届いていない可能性があります。

Wifiの電波が届いていない可能性

Wifiの電波が、Chromecastまで届いていないと、動画が途中で途切れたり、止まってしまうことがあります。

Wifiルーターは5GHzと2.4GHzの電波を出している

最近のWifiルーターだと、5GHzと2.4GHzの電波を出しています。

こんな感じですね。

Wifiルーターは5GHzと2.4GHzの電波を出している

Wifiルーターは5GHzと2.4GHzの電波を出している

実は、2種類の電波を出しているんですね。

例えば、バッファローだと、

  • Buffalo-A-〇〇(5GHz)
  • Buffalo-G-〇〇(2.4GHz)

といった表記があったりしますよね。

この場合は、Buffalo-A-〇〇が5GHzで、Buffalo-G-〇〇が2.4GHzになります。

第3世代のChromecastは5GHzと2.4GHzが受信できる

今回使ったChromecastは、第3世代で、5GHzの電波と、2.4GHzの電波を受信することができます。

イメージはこんな感じですね。

Chromecastは5GHzと2.4GHzを受信できる

Chromecastの第3世代が5GHzと2.4GHzの電波を受信するイメージ

ただ、問題は、スマホみたいに5GHzと2.4GHzの電波を、自動で切り替えてくれないことです。

初期設定のときに5GHzもしくは2.4GHzを設定している

Chromecastの場合は、初期設定の際に「5GHzと2.4GHzのどちらか一つ」を、選択して接続しています。

初期設定で5GHzと2.4GHzのどちらかを選択している

Chromecastは5GHzと2.4GHzのどちらかを選択して受信する

初期設定の際には、感度が良かった周波数帯に接続したとしても、もしかしたら環境が変わって、接続している電波がうまくChromecastまで届いていない可能性があります。

感度の良いWifiに接続する

Wifiの電波が弱くて、途切れたり、止まったりする場合は、感度の良いWifiに接続することで、解決する可能性があります。

一般に、5GHzと2.4GHzは次のような特徴があります。

5GHz

  • メリット・・・直進性があって通信は高速
  • デメリット・・・障害物があると電波が届きづらい

2.4GHz

  • メリット・・・障害物を迂回して遠くまで届く
  • デメリット・・・速度は少し遅め

といった感じです。

なので、家具などを配置している状況に応じて、Chromecastが受信する周波数を変えてあげるといいです。

Chromecastを初期化して再設定する

Wifiの感度が良い周波数に変更するには、「Chromecastを初期化して再設定」することで変更することができます。

感度の良いWifiに接続する

ポイントは、感度の良いWifiに接続することです。

ただ、感度が良いといってもわからないので、もし5GHzに設定されていたら、2.4GHzに設定し直して、2.4GHzであれば5GHzに設定し直す、という対策をとってみましょう。

  • 現状:5GHz→変更後:2.4GHz
  • 現状:2.4GHz→変更後:5GHz

といった感じです。

5GHzと2.4GHzのどちらに接続されているか確認

最初に、Chromecastがどの周波数に接続しているかを確認しておきましょう。

最初に初期設定をした際に、Google Homeをスマホにインストールしているかと思いますので、Google Homeを開きましょう。

Google Homeを開きます。

Google Homeを開く

Google Homeを開く

Google Homeが開きます。

Chromecastのアイコンがありますので、そちらをタップします。

Chromecastのアイコンがをタップ

Chromecastのアイコンをタップする

Chromecastの設定画面が開きますので、「歯車」マークをタップします。

歯車マークを選択

Chromecastの設定画面で歯車マークをタップする

デバイス設定画面が表示されます。

現在のWifiを確認する

デバイス設定画面が表示されます

このデバイス設定画面の「Wi-Fi」のところに、現在の接続されているWi-Fiが表示されます。

我が家では、初期設定で、「5GHz」の「Buffalo-A-〇〇」に接続されていました。

この「5GHz」では調子が悪かったので、「2.4GHz」に変えるとChromecastの調子が良くなりました。

では、「5GHz → 2.4GHz」に初期設定をし直す手順について、解説していきます。

手順としては、

  • Chromecastを初期化する
  • Chromceastを再設定する

という流れです。

Chromecastを初期化する

では、Chromceastを初期化していきます。

Chromcecastの初期化は、簡単です。

Chromecast本体にボタンがついていますので、こちらを「長押し」します。

Chromecast本体のボタンを長押し

Chromecast本体のボタンを長押しして初期化する

このボタンですね。一つしかないので間違うことはないです。

初期化するボタンを長押しすると、Chromecastのランプが点灯します。

Chromecastのランプが点滅

Chromecast本体のランプが点灯して点滅してくる

長押しを続けると、点滅が止まって、ランプが点灯し続けます。

Chromecastの初期化が完了

Chromecast本体のランプが点灯する

これで「初期化」の完了です。

Chromecastを再設定する

つづいて、Chromecastの設定を、「5GHz → 2.4GHz」に変更します。

方法は、初期設定で、2.4GHzのWifiに接続することで、できます。

初期設定の手順は、

  • Googleアカウントを作成
  • Google Homeアプリをインストール
  • Chromecast本体をテレビに接続
  • Google HomeでChromecastの初期設定 ←ここを解説

という流れです。

今回は、再設定なので、「Google HomeでChromecastの初期設定」のところを解説していきます。

最初の方の手順は、別記事で紹介しています。

再設定のポイントは、「Wifi接続をより電波の良い周波数帯に接続する」です。

Chromecastを初期設定をする

初期化したので、TV画面に次のように初期設定の画面が表示されます。

セットアップが必要ですと表示される

AndroidもしくはiPhoneを使って、Chromecastのセットアップをしていきます。

最初にスマホの「BluetoothをON」にしておきましょう。

スマホのBluetoothをONにしておく

次に、AndroidもしくはiPhoneで「Google Home」を開きます。

Google Homeを開く

開いたGoogle Homeアプリの左上の「+」を選択します。

次に「デバイスのセットアップ」をタップします。

追加と管理で「デバイスのセットアップ」をタップする

「新しいデバイス」をクリックします。

デバイスのセットアップで新しいデバイスをタップする

「自宅」をクリックします。

家の選択で自宅を選択する

あとは、OKをクリックしていって、進めていきます。

位置情報へのアクセス
デバイスの検出中
Chromecastが見つかりました
Chromecastに接続中

Chromecastに接続中となります。スマホからChromecastに接続しています。

ここで、ちょっと待ちます。

すると、「コードがテレビに表示されていますか」と表示されます。

コードがテレビに表示されていますか、と表示される

テレビの画面にも、同じコードが表示されます。

テレビ画面にスマホに表示されているコードと同じコードが表示される

スマホに表示されているコードと、同じコードが表示されていれば、OKをクリックします。

これで、「スマホからChromecastに接続」できました。

次がポイントです。

Chromecastが接続するWifiの設定

クロームキャストの名前を設定しておきます。

このデバイスを使う場所を設定する1
このデバイスを使う場所を設定する2

次に、Chromecastが接続するWifiを設定します。

最初に「5GHz」に接続されていれば、「2.4GHz」に接続して、「2.4GHz」に接続されていれば、「5GHz」に接続してみましょう。

Wifi接続を設定する

今回でいうと、「Buffalo-G-〇〇」に接続したいです。

このネットワークが見つからない場合は、一番下の方にある「他のWi-fiネットワーク」をクリックします。

下の方にある他のWi-fiネットワークを選択する

見つからない場合は、こちらをクリックです。

「Wi-Fiネットワークの入力」の画面が表示されます。

Wi-Fiネットワークの入力の画面が表示される

この画面に、WifiルータのIDとパスワードを入力します。

WifiルーターのIDとパスワードは、Wifiルーターの本体に記載されていることが多いです。

こんな感じですね。

Wifiルーターにパスワードが記載されている

このSSIDとパスワードを入力しましょう。

今回は、「Buffalo-G-〇〇」の「2.4GHz」に接続し直しました。

WifiのSSIDとパスワードの入力が完了したら、テレビの画面が「接続中」となります。

テレビの画面が接続中となる

しばらく待っていると、接続完了となります。

初期設定の完了

Chromecastの初期設定の完了

これで、ChromecastのWifiの接続先を、変更することができました。

Chromecastで動画を視聴してみましょう。

Wifiの電波が悪くて、途切れたり、止まったりする場合は、Wifiの接続先を変更することで、動画をスムーズに観れるようになる可能性があります。

試してみたChromecast

今回、Wifiの設定を変更してみたChromecastは、「第3世代」になります。

第3世代

この第3世代のChromecastだと、今回紹介した「Wifi接続先の変更」をすると、途中で途切れることがなくなりました。

第3世代のChromecast

Chromecastの種類

ちなみに、Chromecastの種類は、こんな感じになっています。

  • Chromcast with Google TV(リモコン付き)
  • Chromecast(第3世代) ←試してみたもの
  • Chromecast Ultra(4K対応)
  • Chromecast(第2世代)
  • Chromecast(第1世代)

第1世代~第2世代は、すでに販売はしていないようです。

おわりに

この記事では、Chromecastが途中で途切れたり、止まったりする問題を、解決する方法について、ご紹介しました。

途中で途切れたり、止まったりする場合は、Wifiの電波状況が悪い可能性があります。

Wifiルーターは、5GHzと2.4GHzの、2つの電波を出しています。

なので、現状でChromecastに接続しているWifiの周波数帯を変更することで、途切れたりする問題を解決できる可能性があります。

我が家では、5GHzから2.4GHzに接続するWifiを変更することで、問題を解決することができました。

試してみた、Chromecastは第3世代となります。

参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。

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