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Android端末を、クロームキャストにミラーリングする方法について、ご紹介します。ミラーリングは、PCの画面をそのまま、大画面のテレビに出力することができる、便利な機能です。PCで作成したパワーポイントや動画を、テレビ画面にそのまま表示して音声を流すことができます。
この記事では、Android端末からクロームキャストに、「ミラーリング」する方法について、ご紹介します。
Android端末でクロームキャストに「ミラーリング」をすると、「キャスト」に対応していないアプリでも、大画面のテレビに映像を出力することができます。
Android端末からクロームキャストにミラーリングするには、Android端末さえあればできます。
クロームキャストとAndroid端末の相性は抜群です。
では、Android端末からクロームキャストにミラーリングする方法について、解説していきます。
- Android端末をクロームキャストにミラーリングする方法
クロームキャストでAndroid端末をミラーリング
クロームキャストに、Android端末を「ミラーリング」をするイメージとやり方について、解説します。
「ミラーリング」すると、Android端末をそのまま、テレビに表示することができます。
アプリが「キャスト」に対応していない場合でも、「ミラーリング」を使えばどんな画面でも、テレビ画面に映すことができます。
Android端末から、クロームキャストにミラーリングするイメージは、こんな感じです。
Android端末をミラーリングするイメージ
クロームキャストと、Android端末を同じインターネット環境に接続しておきます。
同じネット環境でWifiを使って、Android端末をクロームキャストに「ミラーリング」する、という感じです。
では、クロームキャストにAndroid端末を、ミラーリングするのに必要な環境は、「Android端末」だけです。
どちらもGoogleが作っているものなので、相性がいいですね。
実際は、Googleアカウントが必要ですけども、Androidを初期設定するときに、Googleアカウントにログインしているので、既に設定が完了しているというわけです。
もちろん、クロームキャストの初期設定は、完了していものとしています。
Android端末から、初期設定をする方法については、こちらでまとめています。
Android端末で「ミラーリング」するやり方です。
Android端末の画面で、下にスワイプしてステータスバーを表示させます。
ステータスバーをスワイプして表示
このステータスバーを表示させると、「キャスト」というマークがありますので、そこをタップします。
これだけで、Android端末をテレビ画面に、「ミラーリング」することができます。
Android端末から「ミラーリング」するのは、簡単です。
では、Android端末をクロームキャストに「ミラーリング」してみます。
Android端末をクロームキャストにミラーリングしてみると、こんな感じになります。
Android端末をミラーリング
Android端末の画面を、そのまま、テレビ画面に映すことができました。
Android端末を、横にすると自動回転した画面が、テレビ画面に出力されます。
横にしてミラーリング
Youtube画面をミラーリング
もちろん、「キャスト」に対応していないアプリでも、テレビ画面に出力することができます。
パワーポイントをミラーリング
Android端末で開いたパワーポイントを、テレビ画面に出力できました。
「キャスト」に対応していないアプリの場合は、この「ミラーリング」機能が活躍します。
ミラーリングした場合の画質
キャストの場合と比較しても、違いがわからないですね。
キャストした場合の画質
ただ、サイト上に画像をアップするときに、圧縮しているので、本当の見た目とは、変わっちゃってます。
画質の比較は、ちょっとネットでは難しいですけども、画質はいいです。
ミラーリングした際の遅れ
というのも、音声自体はテレビのスピーカーを使うので、テレビの音声がしっかりしていれば問題ない、ということになります。
PCでミラーリングした場合は、音声が、テレビ側とPC側で流れるので、便利なんですけど。
Android端末では、音声はテレビ側でしか流れないみたいです。
今回使ってみたクロームキャストは、「Chromecast(第3世代)」です。
使ってみた「Chromecast(第3世代)」の仕様を、載せておきます。
「Chromecast(第3世代)」の仕様は、こちらのようになっています。
「Chromecast(第3世代)」の仕様
- サイズと重量:長さ51.81mm、高さ:51.81mm
- カラー:Charcoal
- 解像度:1080p 60fpsまで対応
- 無線:Wi-Fi 802.11ac(2.4 GHz/ 5 GHz)
- 電源:5V、1A
- ポートとコネクタ:HDMI(映像と音声)、Micro-USB(電源)
- サポートされているオペレーティングシステム:Android・iOS・Mac・Windows
Googleホームページに記載されている価格は、「5,072円」です。
今のところ、映像用のクロームキャストの種類は、5種類あります。
- Chromcast with Google TV(リモコン付き)
- Chromecast(第3世代)
- Chromecast Ultra(4K対応)
- Chromecast(第2世代)
- Chromecast(第1世代)
最初にChromecastの第1世代が発売されて、最近に発売されたのが、Chromecast with Google TVです。
Chromecast with Google TV(リモコン付き)
Chromecast(第3世代)
Chromecast Ultra
第3世代より、一つ前のモデルで、高性能なモデルです。
Chromecast(第2世代と第1世代)
Chromecastの第2世代と第1世代は、現在では、発売中止になっていて、新品の購入はできないです。
第1世代から、最近に発売されたChromecast with Google TVの仕様を、比較してみます。
Chromecast(第1世代)
- 日本発売日:2014年5月
- 発売価格:4,536円
- 解像度:フルHD(1080p、30fps)
- Wifi:802.11b/g/n(2.4GHzのみ)
- 有線LAN:なし
Chromecast(第2世代)
- 日本発売日:2016年2月
- 発売価格:4,980円
- 解像度:フルHD(1080p、30fps)
- Wifi:802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz)
- 有線LAN:なし
Chromecast(第3世代)
- 日本発売日:2018年10月
- 発売価格:5,072円
- 解像度:フルHD(1080p、60fps)
- Wifi:802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz)
- 有線LAN:なし
第3世代では、フレームレート(fps)が「60fps」となって、第1世代や第2世代より動画がスムーズとなる点が違います。
第2世代と第3世代では、Wifiの対応する規格に、5GHzがあるので、より高速な通信ができるようになっています。
第1世代から第3世代で、価格はそれほど変わりません。
わざわざ、第1世代や第2世代を、購入する必要はなさそうです。
次は、第3世代とChromecast Ultraを比較してみます。
Chromecast(第3世代)
- 日本発売日:2018年10月
- 発売価格:5,072円
- 解像度:フルHD(1080p、60fps)
- Wifi:802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz)
- 有線LAN:なし
Chromecast Ultra
- 日本発売日:2016年11月
- 発売価格:9,720円
- 解像度:4K フルHD(2160p、60fps)※HDR10、Dolby Vision対応
- Wifi:802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5 GHz)※高速ストリーミング対応
- 有線LAN:有り
Chromecast Ultraでは、解像度が「4K」対応となっていて、画質が良くなっています。
Wifiも、「高速ストリーミング対応」となっているので、動画を選択してから再生されるまでが速くなります。
Chromecast Ultraは、「9,720円」となっていて、第3世代の倍近いです。ちょっと高い。
より高画質で早く動画を視聴したい場合には、Chromecast Ultraを検討してもいいですね。
第3世代とChromecast with Google TVを比較
次に第3世代とChromecast with Google TV(リモコン付き)を比較してみます。
Chromecast(第3世代)
- 日本発売日:2018年10月
- 発売価格:5,072円
- 解像度:フルHD(1080p、60fps)
- Wifi:802.11b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz)
- 有線LAN:なし
Chromecast with Google TV(リモコン付き)
- 日本発売日:2020年11月
- 発売価格:7,600円
- 解像度:4K HDR(2160p, 60fps)、HDR10、HDR10+、Dolby Vision
- Wifi:802.11ac(2.4GHz / 5 GHz)
- 有線LAN:有り
Chromecast with Google TVでは、「4K」に対応していて、高画質で動画を視聴することができます。
さらに、スマホなどの端末なしで、リモコンで操作することができます。
ただ、Chromecast with Google TVの価格は、第3世代の1.5倍ぐらいです。
まとめると、2021年の現時点では、高画質で操作性の良い「Chromecast with Google TV」か、低価格の「Chromecast(第3世代)」の2択でしょう。
ちなみに、私は、安さ重視で「Chromecast(第3世代)」を使っています。
この記事では、Android端末からクロームキャストに、「ミラーリング」する方法について、ご紹介しました。
Android端末からクロームキャストにミラーリングするには、Android端末さえあればできます。
Android端末とクロームキャストの相性は、抜群です。
Android端末でクロームキャストに「ミラーリング」をすると、アプリが「キャスト」に対応していない場合でも、大画面のテレビにAndroid端末の映像や音声を、出力することができます。
例えば、マイクロソフトのパワーポイントとか、ですね。
「ミラーリング」では、少し遅延が発生するものの、動画やパワーポイントの映像を出力する分には、問題ないレベルです。
ちなみに今回使ってみたのは、Chromecast(第3世代)です。
参考になればと思います。最後までご覧くださいまして、ありがとうございました。